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写真分離派「写真の非倫理 - 距離と視角」@ NADiff Gallery a/p/a/r/t

"非倫理"って、アイデアとしては別に新しくないかもしれないけれど、何故かは知る由もないちの漲りを四方に延ばされた幾枚かのプリントと組み合わせると、たちまち謎の説得力が。

倫理ってのはよく知らないけどカントなんでしょ(カント?)、じゃ、非がつくと何なのヘーゲルなのそーなの?ってでもたぶん(読んでないし当分読むつもりもないけど)ちがくて、いろいろな思惑を裡に秘めた数人が集まって、適当な場所を得て、何度かの試行錯誤のうちに自然と出てきた感じの好ましく羨ましい良さがある。怨恨は抜き。

ここの陳列された品々を一瞥しつつ階段をぐるりと降りたところの空間はいいなあといつも思っていたんだけれど、今回もうまく設えられていて、いつものオブジェ君もかわいく鑑賞しているのを背中(あるんか?)からよしよしって。

二階は二階で素晴らしく、色がいろいろ。置いてあるロンドン発のかっこよくて新しいのを素早く訳されたcurated bookもイイ!(でも高いから買えない!!

上下からの圧のせいなのか、一階では来るたびに写真集が増えて、30%、半額、え~いもってけ八割引きだ~!みたいのにもかかわらず売れ残りの棚の苔タチに哀愁を覚えつつ、そ~だここら辺のことは蔦屋で調べようっと(あそこならだれも寄り付かないので落ち着いていつまでも眺めていられるしね)思って財布を出すそぶりのひとつも見せずに冷静に店を後にしたわたしでした。